予防が日本の新しい標準です
口腔機能の低下そのものも「疾患」と考えられる時代です。
いずれも原因が明確に分かっているため、
正しいケアで予防ができます。
厚生労働省も「治療中心 → 予防中心」へ政策転換し、
多くの予防処置が健康保険で受けられるようになりました。
そして何より、予防の方が
時間的にも経済的にも圧倒的に合理的です。
- 歯科疾患は 「原因が明確に分かっている病気」 です。 だからこそ、治療ではなく予防が最も効果的です。
- 現代の歯科疾患は、むし歯や歯周病だけではなく
口腔機能の低下(飲み込み・咀嚼・舌の動きなど) も含めて 「口の病気」と捉えられています。 - これらはすべて、早期に気づき適切に管理することで 進行を防ぐことができます。
- 厚生労働省も「治療中心→予防中心」へ政策転換を行い、
多くの予防処置が 健康保険で受けられる時代 になりました。 - さらに、予防は治療と比べて
時間的・経済的な負担が圧倒的に少ない というメリットがあります。
よくあるご質問(Q&A)
・歯周検査
・歯石取り(スケーリング)
・歯周安定期治療(SPT)
・歯周病重症化予防治療
など多くの項目が保険適用です。
成長期のお子さまから高齢の方の口腔機能維持まで幅広くサポートします。
🦷 早期発見につながります
問題が大きくなる前に対処できます。
🔍 お口の健康状態が安定します
メンテナンスで清潔な状態を維持できます。
💰 将来の治療費をおさえられます
予防は治療よりもコスト効率が高いです。
😊 健康保険でオーケー
定期的なプロフェッショナルケアは保険適用で受けられます。
Ⅱ:現代の予防歯科が担う役割:全世代への支援の位置づけ
1. 小児期における口腔機能発達支援
お子様におかれましては、「小児口腔機能発達不全症」への早期対応が喫緊の課題となっております。当院のメンテナンスでは、単なる歯牙のチェックだけでなく、以下の機能的な評価と支援を専門的に行います。
- 機能評価: 嚥下(飲み込み)、咀嚼(噛み方)、発音、鼻呼吸の有無など、口腔機能の発達状態を評価いたします。
- 介入と指導: 口腔周囲筋のトレーニング(MFT)、舌の位置に関する指導などを通じて、健全な顎の発達と正しい呼吸・嚥下機能の習得をサポートいたします。
2. 高齢期における口腔機能の維持とオーラルフレイル対策
ご高齢の患者様には、加齢に伴う「口腔機能の衰え(オーラルフレイル)」の発見とその進行予防が重要です。オーラルフレイルは、低栄養や全身の虚弱(フレイル)、誤嚥性肺炎のリスクを高めることが知られています。
- 機能検査: 咀嚼能力、舌圧、唾液分泌量などを測定し、機能低下のサインを早期に把握いたします。
- 全身の健康への寄与: 適切な口腔衛生管理により、誤嚥性肺炎の原因となる口腔内細菌の減少を図り、健康寿命の延伸に貢献いたします。
Ⅲ:当院が提供するプロフェッショナルケアと体制
1. 質の高いメンテナンスを支える専門職の役割
上記のような高度な予防管理や口腔機能の支援を実践するには、歯科医師による診断に加え、専門的な知識と技術を習得した歯科衛生士(DH)の継続的な関与が不可欠です。 DHは、歯周組織の評価、専門的なクリーニング、患者様個別のセルフケア指導、そして小児・高齢者に対する機能訓練指導において、極めて重要な役割を担います。
相模原敬友会歯科では、歯科予防管理におけるDHの役割の重要性を深く認識し、継続的な研修と高度なトレーニングを実施しております。 これにより、患者様一人ひとりの口腔内の状態、全身の健康状態、ライフステージに合わせた最適な予防管理計画を立案し、質の高いPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)や口腔機能指導を提供できる体制を確立しております。
結びに
当院は、皆様の口腔の健康がもたらす安心感と快適性が、豊かな人生の基盤であると認識しております。公的制度の支援も受けられる定期的なメンテナンスと、専門的にトレーニングされた歯科衛生士による質の高いサポートを通じて、皆様の健康増進に貢献することを深くお約束いたします。 つきましては、一度、専門的な口腔機能のチェックと、心地よいプロフェッショナルケアをご体験ください。ご予約、ご相談を心よりお待ち申し上げております。
文責 院長 藤村亮介